他店の施工に思うこと

こんにちは、いかがお過ごしですか? GARAGE FLOW の今野です。


えっと、ですね。。。

通常 当店のブログでは、他店様の批判をすることはなるべく避けているのですが、、、今回は特別に、少しだけ事例をご紹介。






以前、某オーディオプロショップでオーディオ一式を施工済みという、某車種・某作業で入庫したお車、何か違和感がある。



Aピラーのツイーター部分ですが、スピーカー上部の隙間がわかりますか?





 

この隙間です。







 

Aピラーを外すと、鉄板部分に張り付いたテープがネチョ〜と糸を引く。

イヤな予感しかしないので、写真を撮っておく。







 

ピラー奥の吸音材がクシャッとなっているので、これも証拠写真を押さえておく。






 

クシャッとなっていた吸音材は、本来こういう形状です。







 

手を離すと、もう原型を留めていてくれません。







当然、助手席側も。





確かに、この車種の この部品は、組み付けが難しいです。

あらかじめ吸音材をセットしてからピラーを戻そうとするとポロッと吸音材が落ちやすいし、セットする場所がピラーの一番奥で手が入りにくいし、そもそも腕が入る隙間など無いに等しい。



それはわかるのですが「単純に隙間へギュウギュウと押し込んだだけ」というのはあまりにもひどいな、と。

当店では いつも この吸音材を正常な状態でセットするのに苦労しているというのに。。。





そして、いちばんの問題はココ。

ツイータースピーカーは3箇所をテープで貼り付けてあるだけ。

そのうち1枚のテープはほとんど効いていない。




そして、このツィーターがAピラー内の隙間に収まっていないから、冒頭のAピラーの隙間ができているわけです。




これはインストールとは言わないし、取り付けとも言わない。

文字通り、テープを「切って貼った」だけ。



なんとかしてあげたいところですが、さすがに無償で対応できる内容ではないですし、吸音材もつぶれていて、ピラーも歪んでしまっていますから新品交換が必要。





これが「オーディオプロショップ」の施工と言うのだから、ちょっと複雑な気持ちになります。






そのお店のHPを拝見したら 立派なことが書いてありましたが、こういった事例を見るたびに「ウチはあまり大口叩かず、控え目にしておこう」という思いが強くなります。






"どんなに立派なセールストークより、本質はパネルの中にある" 


本質をお求めのあなたは ガレージフロー へどうぞ。