パンテーラZ306(トヨタ クラウンセダン)
静岡県東部 からお越しのT様、トヨタ クラウンセダン に カーセキュリティ(パンテーラZ306) をインストールしました。(お客様の承諾をいただいて掲載しています)
新車の納車直前になって 自動車盗難の必要性を感じて 慌ててカーセキュリティの検討を始めたというT様。
もっと早目にショップ選びをすれば良かったとおっしゃっていましたが、当店とのスケジュール調整が上手くいき 当初想定より 大幅に早く施工できました。
価格よりも性能や精度を重視したいというT様のご要望をお聞きしながら、最終的にチョイスしていただいたのは パンテーラZ306です。
パンテーラの中級モデルですが 過不足ないシステム構成となっており、異常を検知すると センサーがしっかり反応する反面 誤報は極めて少ないので、信頼性の高い内容となっています。(センサー検知や誤報発生有無は 施工レベルによります)
施工から数ヶ月経った頃、T様から「ユーザー側の誤操作により〇〇という状況が発生した場合はどうしたらいいか?」という質問を受けました。
防犯上の機密事項なので 具体的な状況は伏せますが、この時は「Aの操作をした後、Bの操作をすれば 〇〇の状況を脱することができますよ」とお答えしました。
本来なら ユーザー様による特異な操作ミスなので ユーザー様の責任で対処していただくのが原則ですが、T様が懸念した状況下では 数万円単位の出費が発生することになります。
今回は その事態も 予め想定しており、かつ 時間や予算範囲内でイレギュラー対策を盛り込むことができたので 施工内容に含めていました。
カーセキュリティを施工する際は、長年のカーライフにおける様々な出来事を想定しています。
盗難・イタズラへの対策はもちろん、車検・整備、後付け電装品の設置や車両カスタム、交通事故に至るまで 良いことも悪いことも できる限り考えられる事象を考慮します。
当店では 想定できる ハプニングやアクシデントへの対処を エラーハンドリング(例外処理)と呼んでいますが、これは 当店店長がソフトウェアエンジニアだった頃の名残です。
単純に製品を取り付けるだけなら、もっと安い金額で もっと早く施工できる可能性は大いにあるでしょう。
そして「正常に動作した場合に限り有効な施工」と「万一の場合を含んだ施工」の選択結果によっては、「童話 アリとキリギリス」のような結末に別れるのかもしれません。
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