インテリアパネルと配線の関係

こんにちは、いかがお過ごしですか? GARAGE FLOW の今野です。


今回は かなり基本的なお話なのですが、

車のインテリアパネルは ネジ・ツメ・クリップのいずれか(または組み合わせ)で留まっているのはご存知でしょうか?

こういうクリップが

こういう穴にハマることで固定するようになっています。



その接合部分に配線が掛かっていたらどうなるでしょう?

上の写真だと、パネルがきちんとハマらないのは当然ですよね。

なのに、こういう施工は本当によく見かけます。




ここまで酷くなくても、少しだけ接合部分に噛んでパネル浮きが発生する場合や、取り外し&再取付けを行うと噛みやすい場合など。。。程度の差こそあれ、本当に多いです。



毎回当店でパネルの外し・取付けを行うなら取付時に注意すればいいのですが

クルマって、当店だけでなく ディーラーさんや他の整備工場さんなど、のちに誰が作業するかわからないものですから、どんなメカニックが触っても大丈夫なように配線を施しておくと安心です。




別車種ですが、実際の施工では下の写真のようになります。

黒い線を一本だけ、追加しています。



【少し解説】

フロア下から配線を持ってきて、グリーン丸で囲った純正アースポイントへ共締めするとして。



【赤ラインの場合】

整線を一切しないので短時間で施工できますが、真上に配線を立ち上がるので パネルクリップと干渉します。


【青ラインの場合】

ピンク丸部分 でタイラップ留めしてからアースポイントへ。
よくある普通の施工ですが、一度パネルを外すと線が噛む場合があります。


【実際の施工】

純正配線に沿わせて 上からアプローチしています。 多少遠回りになっても、クリップ周辺に配線を近づけないことで 誰が何度パネルを取り付けても パネルクリップと配線の接触を許しません。

こういうところで、自動車メーカーの 配線設計思想や意図 を汲み取ることができます。



ちなみに、、、



樹脂製パネルクリップは 経年劣化などで折れたりしやすいので、当店では各自動車メーカーの主要形状のクリップを一通り常備してお待ちしています。

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