新盗難手法、ゲームボーイ(キーエミュレーター)について

車両盗難に、新たな手法が日本でも流行し始めているようです。(下記2つのリンクは、同じ内容です)



2024年04月24日 Yahoo!ニュース 配信


2024年04月24日 ベストカーWeb 配信


上記リンクにあるキーエミュレーターは、車両本体から発せられる微弱な電波を利用して「その場で疑似スペアキーを作成する」という手口で、使用機器が似ているという意味で「ゲームボーイ」と呼ばれています。



この手口は、従来の

【①コードグラバー】"純正スマートキーのコードをコピー"して、疑似的ににスペアキーを作る

【②リレーアタック】純正スマートキーが発する電波を中継して、車両近くに純正キーがあるように見せかける

【③CANインベーダー】特殊な機器を車両に繋ぎ、車両コンピュータをハッキング(侵入)する

キーエミュレータは上記3つを複合したような手口で、上記よりも簡単で確実性の高い手口です。

上記①・②は、純正スマートキーを電波遮断ポーチに入れるなど「リモコンの管理」で 一応の対策ができたのに対し、キーエミュレータ(ゲームボーイ)は車両から発する信号を悪用して 疑似スペアキーを作られる のが特徴です。



AUTHOR ALARM配信動画

0:00 ドアロック

0:08 ドア不正解錠
0:15 自走可能状態(ハイブリッド車なのでREADY状態)  



これまで当店でカーセキュリティを施工したお客様は、ゲームボーイ(キーエミュレータ)を当てられても、イモビライザー機能が有効であれば エンジン始動はできないので 自走盗難は防げるものと考えています。


また、クリフォード・パンテーラ・IGLAアラームなど、ドア検知機能を有するカーセキュリティを施工している場合は フルサイレンを鳴らして 周囲に異常を知らせます。



それ以上に、 そもそもキーエミュレータを未然に防ぎたい という方には 個別の防犯システムをプランニングいたします。


ゲームボーイ・キーエミュレーターによる盗難は、今後主流になることが予想される盗難手口なので これからカーセキュリティの導入をお考えの方や すでにカーセキュリティを設置しているけど 追加でゲームボーイ・キーエミュレーター対策をお考えの方は  お問合せフォーム よりご連絡ください。