ハイエース スロットルコントローラー取り付け

今回ご紹介するのは、200系ハイエースのスロットルコントローラー(オートクルーズコントローラー)です。


一定速度で自動走行してくれるクルーズコントロール(クルコン)は大変便利ですが、ハイエースではオプション選択ができないとのことでしたので、納車早々 当店に入庫いただきました。

一昔前のワイヤー方式とは違い、電子制御スロットルなので比較的作業は短時間で可能となりました。(15年ほど前までのクルコン装着は、機械的にスロットルワイヤーを引っ張る必要があったので、取付加工に手間がかかった)


とは言え、楽になったから手を抜けるか? と言う訳ではありません。


電子制御スロットルの場合、アクセルペダルのカプラーに割り込ませれば動くのは動きますが・・・


コシのない華奢な配線は、走行中の重力に負けて落ちてくる懸念があります。

ビニールテープで上部分を支える工夫 & 上部をタイラップで締め付けるのは必要不可欠。

何があっても 配線がペダルにひっかからないようにする施工は、安全に直結します。





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コントローラー部は、オーナー様とご相談の結果 シフトノブのあたりに。

赤枠のあたりにコントローラーを設置するとなると、

①緑丸のあたりに5〜10mmほどの配線を逃す穴を開けるか?

②矢印の通りに露出配線させて、ステアリングコラムの隙間から中へ引き込むか?


ですが、「せっかくの新車ですし あまり傷つけたくないなぁ」と言う訳で


手法はヒミツですが、車体パネル側にはキズを付けず こんな仕上がりです。


配線コードが一切露出しないので、見た目もスッキリ 操作感も抜群です。