IGLAアラーム・キーレスブロック(アルファード)

東京都 からお越しいただいたS様、トヨタ 40アルファード に カーセキュリティ(IGLA ALARM・KeylessBlockPRO+)をインストールしました。(お客様の承諾をいただいて掲載しています)




初めてのカーセキュリティ導入にあたり ネット検索していたら「おすすめのカーセキュリティ専門店」として紹介されていたHPを見て 当店を見つけていただいたというS様。


予約が詰まっている状態だったので、S様にも「予約待ちが数ヶ月間になってしまいますよ」とお伝えしたところ「セキュリティの空白期間は不安だけど、信頼できるショップにお願いしたい」とおっしゃっていただきました。






S様から伺った 駐車環境・希望する機能などを基に、施工内容をご相談しました。

特に、S様が心配されていた CANインベーダー と キーエミュレーター(ゲームボーイと呼ばれたりします) への対策を重点的に行いながら ご希望の予算に近づく内容にしたい、ということで 今回はオーサーのIGLA ALARM(イグラアラーム)とキーレスブロックプロ をチョイスしました。





Author社の イグラアラーム・キーレスブロック や IGLA2は、たった数センチのデバイスに ほぼ全ての機能を詰め込んだ優れモノです。

デジタルセキュリティで、電源線と通信線 全部で数本の配線を車両に繋いで 初期設定すれば、一通りの機能が動くという施工の手軽が人気を集め カーセキュリティを本業としないお店でも取り扱っています。


そして「他店で施工したけれど なんだか調子が悪い」という相談が多く寄せられるのも これらのデジタルセキュリティです。


一例を挙げると、

【付属するキーフォブを認識しづらい】

本体にアンテナが内蔵されているのだから、電波感度の悪い場所に本体設置をすれば アンテナ感度が悪くなるのは当然です。


【衝撃センサーの感度が悪い・誤報が多い】

車両の衝撃の伝わり方は 場所によって異なります。設置場所・固定方法が悪ければ 当然 衝撃センサーの検知に影響します。

まして、IGLAアラームに搭載されているのは 他製品のような衝撃センサーではなく 加速度センサーで衝撃検知をしているので、その分 施工方法がシビアになります。


【バッテリーの消耗が異常に早い】

Author製品それぞれの消費電流は、本来 問題にならないほど微弱なものです。
しかし、どこから電源を引くか? 省エネ設計の回路で施工しているか?など、どれか一つでも誤ると そこがエネルギーの漏れ口となって 愛車に異常をきたします。


他にも 問題となる現象は様々で 数え上げればキリがない。



世にある Author製品の施工のほとんどは、電源・データ通信線を結線できる場所の近くにデバイスを設置する。

一方、不具合なく動作する施工は アンテナ・各種センサー特性を活かせる場所に本体を固定し、電源・データ通信線を結線できる場所まで距離があれば 足りない配線を延長する。 当然 配線延長の手間もかかるし 分解するパネルも多くなる。



ざっくりとした違いを説明すると 上記のようなことが挙げられますが、要は ”施工者が作業しやすい簡易施工” か ”正常動作させるための施工” かという 根本的な部分が違えば、結果として雲泥の差が表れます。


当然、両者では 手間も違えば 費やす時間も違う、ということは ユーザーさんが支払う金額も違うはずです。



一般の方には、どこをどうすれば正常稼働するのか? 何をすれば不具合が起きるのか?を 一つ一つ検証するのは ほぼ不可能です。

ネットを探すと カーセキュリティの説明をする動画などがたくさんあるようですが、防犯装置において ”全ての秘密を解き明かす” のも不可能です。

みなさん ”知っていても言えないこと” を抱えながら 情報配信しているはずです。



一般の消費者が直面するわかりやすい選択肢は、
・安価で すぐに施工できるお店

・金額が高い上に 施工まで数ヶ月も待たされるお店


今回、S様は よく分からないながらも 後者の選択をされました。

その結果 不都合なくセキュリティ機器を使い続けていただいています。


その上、数ヶ月後には ドラレコ施工のために わざわざ静岡の当店まで再度ご来店いただきましたが、それはまた 別のお話。

当店は『完全予約制』です。 アポなし訪問や予約のない電話相談は対応できません。
施工には相互の信頼関係が不可欠です。 自己中心的な方は当店の利用をお控え下さい。