ココセコム(スバルWRX STi)
山梨県からご来店いただいたH様、スバル WRX STi に ココセコム をインストールしました。(お客様の承諾をいただいて掲載しています)
ココセコムは、カーセキュリティというよりは「GPS追跡装置」という位置付けです。
車内に設置した GPS端末によって 愛車の位置を監視・追跡し、いざという時は お客様の要請によって セコム警備員が GPS信号の場所へ急行します。(セコムとの契約が別途必要です)
未だに GPS追跡装置の話題になると「AirTagを車内に忍ばせておけばいい」と勘違いをしている人が少なからず存在します。
AirTagには、 iPhoneに標準装備されている「探す」アプリを使って 他人のAirTagが付近にあるかを簡単に探し出し、発見したAirTagから音を鳴らすこともできます。
本来はストーカー対策を目的とした機能ですが、この機能を使えば どこにAirTagを仕込んだか?がすぐに発見されてしまうし、窃盗犯が その機能を知らないわけがない。
知らないのは 間違いに気づけないユーザーだけなので、安易な方法で盗難対策ができたという糠喜びが勘違いだと気づいた頃には すでに手遅れなのかもしれません。
ココセコムのGPS端末ですが、見つかりやすい場所に設置したのでは やはり窃盗犯にすぐ見つかって捨てられてしまいます。
H様が 当店にご依頼いただいたのは、やはり「見つけにくい 奥の方へインストールしてほしい」ということが理由です。(当然ですよね)
ココセコムの設置については、車両側から電源供給するだけというシンプルなものですが、設置位置は インストーラーのセンス次第です。
また、ひとくちに「電源供給」と言っても、クリフォードやパンテーラなど 他のカーセキュリティと併設する場合、本体の設置位置 や 電源取得場所が同じ場所だと、一箇所の弱点を突かれると 全てのセキュリティ製品が 芋づる式に見つかる場合もあります。
そのため、当店では 各セキュリティ本体やサイレンなどのユニット類や 重要配線のルート、センサーの配置などを 敢えて分散させることが多いです。
A製品が右なら、B製品は左。
Cユニットが前なら、Dユニットは後ろ。
E配線が上なら、F配線は下 など。
一筋縄では破れないように施工するから、結果として 強固なセキュリティ構成が完成します。
(お客様から 特別なご要望がある場合や、社外電装品が設置されている場合などは、ご意向や現況を優先するので この限りではありません)
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